一般社団法人神戸市造園協力会
事業計画表

 今年度の事業計画として指定管理者事業の相楽園・須磨離宮公園、国営あいな里山公園、
しあわせの村日本庭園管理業務を合わせた、4事業において、今年度もそれぞれの公園ニーズ
をしっかりと汲み取り、時代にあった管理運営に全力で取り組みます。

 そして昨年度に引き続き受託できた、磯上公園管理業務、東遊園地管理業務、京町筋植栽管理
業務においても、都心部の重要な公園管理業務として位置づけ、高品質な作業に努めます。

 また三宮を中心とした都心部に緑陰を増やす取組み「こうべ木陰プロジェクト」第2弾への参画や
六甲山系ハイキング道などの整備にも森林部会各社で取り組み、この数年間で蓄積したノウハウ
を発揮し高い評価を頂きました。

 そして、三宮駅以南のフラワーロードの飾花リニューアルに伴う、ワーキングへの参加要請や、
また2027年に横浜で開催される国際園芸博覧会 GREEN×EXPO2027における神戸市屋外展示
ブースの設計業務を依頼されるなど、この数年間で都市設計・花修景デザイン部会で取り組んで
きた活動が評価されてきており、この業務を含め、今後の期待を担う大きな一歩を踏み出していき
ます。

 今年度も会員一同、一丸となって神戸のまちなみ緑化に取り組み、神戸市はじめ各方面の期待
に応えるため、技術、技能の研鑽に努め、花緑の素晴らしさを発信し幅広く夢のある造園業界と
なるための活動を行います。

1.神戸市の進める都市再整備・公園・緑花政策及び六甲山整備戦略事業に対し積極的に
協力する。

 1)都市設計・花修景デザイン部会では引き続き、京町筋を中心に Living Nature Kobeを

 展開しノウハウの蓄積を進める。また、フラワーロードリニューアル、国際園芸博覧会屋外

 展示ブースの設計業務を通じて、神戸の素晴らしい緑花を発信する。

 2)森林部会では前年度に引き続き、六甲山系などの登山道・ハイキング道の再整備を通じて

 森林整備分野に強みを発揮できるスキルアップを目指す。

 3)東遊園地や磯上公園・ヒーリングガーデンの管理を通じて、花緑の持つ魅力

 を最大限に発信し、都心の癒し空間を提供する。

2.災害など不測の事態に対処するための災害出動体制を充実させ、災害復旧に協力する。

また、前年に引き続き防災協定の見直しを行い、出動体制強化を行う。

3.神戸市の災害対策事業に対しての協力として、安全に関する防災用具などを寄贈する。

4.指定管理者市立相楽園、市立須磨離宮公園、国営あいな里山公園の管理運営を

パートナーである(公財)神戸市公園緑化協会と共に協力し、充実させ、市民満足を向上

させる。

5.事故防止、安全意識の高揚を図るため神戸市と共同で安全パトロールを年2回(管理作業、

整備工事 各1回)実施する。

6.神戸市と今後の造園・緑花技術についての意見交換会や技能講習会を開催する。

7.民党神戸市議団への予算要求や意見交換を通じて、造園業界のPRや業界発展拡大に

つながる情報発信を継続する。

8.造園業界を取り巻く環境変化に対応するための情報収集を行い、各委員会の目的に応じ

た講習会、勉強会などを開催する。また庭園管理・公園運営管理に関する視察研修会を

実施する。

9.協力会の活動や造園業界のニュースなどインスタグラム等を利用し会員や関係者に情報を

提供する。

10.その他