【2013年菊花展示会 開催】
2013年の菊花展造園花壇を請負う上で検討したのは、
やはり菊花展ですので菊を生かすことです。
次に開催場所である相楽園の特性を表現したいと考え、
いわゆるミニチュア版日本庭園を再現したいとの想いでした。
天蓋をはじめとした菊により流れ込みを中央に表現し、
その流れは左右の砂利敷きの池へと流れ込むということを表現しています。
また相楽園の日本庭園には池にかかった松があるので、
同じく松盆栽を配置し池がかりの松を表現しました。
少し遊び心を入れて右手は黒松を配置し荒々しさを表現しました。
左手は五葉松を配置し柔らかさを出しました。
菊による流れ込みを中心とし左右アンシンメトリーな日本庭園風となっています。
また火袋を配置したのは水面に火を映すという意味合いを表現しています。
施工:神港農園芸株式会社