一般社団法人神戸市造園協力会
あいな里山公園

二十四節気では「小満(しょうまん)」を迎えました。
小満とは、万物がしだいに成長し、満ち満ちていくころのことです。

写真の植物は「カキ」の花です。たくさん花をつけています。今年はなり年なのでしょうか。

「クリ」は、もうすぐ花が咲きそうです。秋の味覚のカキもクリもこの季節に花が咲きます。

国蝶「オオムラサキの幼虫」も成長しています。もうすぐ蛹になりそうです。

子どもたちも、生きものや里山の自然に触れて楽しんでいただいています。

 

二十四節気では「穀雨(こくう)」を迎えました。
穀雨とは、たくさんの穀物をうるおす春の雨が降るころのことです。
春の陽気に包まれたこの時期は、多くの花や生きものが観察できます。

写真の植物は「キジムシロ」です。畦畔に生育する春の花です。

「シロバナウンゼンツツジ」も開花のピークを迎えました。

ツツジ類の開花リレーもアンカーの「モチツツジ」へバトンが渡されました。

こちらは「アリマグミ」です。花が咲くととてもいい香りが漂います。
有馬の名の付くこのグミは、神戸市有馬付近で発見され牧野富太郎博士によって名付けられたそうです。

水田周辺の水路や水の溜まった湿地では、メダカの学校や

おたまじゃくしの学校が開校されていました。

この時期は、たくさんの里山の植物や生き物が楽しめます♬

 

昼と夜が同じ長さになる春分を迎えたあいな里山公園です。
園内は春うらら、春の陽気が漂っています。

園内の草地では、ツクシがたくさん顔を出しています。

里山美林地区では、コバノミツバツツジの開花が見られました。
コバノミツバツツジ、ヤマツツジ、モチツツジの開花リレーが始まります。
植物や生きものたちが動き出した、のどかな春の里山をお楽しみください。

 

二十四節気の「立春(りっしゅん)」が過ぎ、ますます園内も春めいてきました。
早春の草花を迎えるための草刈りも終わり、園内はすっきりと気持ちがよいです。

水路では、早春に産卵するニホンアカガエルの卵がどんどん増えています。

田んぼの畦(あぜ)には、春の七草のひとつである「ごぎょう(ハハコグサ)」が見られました。

春の七草は、「せり、なずな、ごぎょう(ハハコグサ)、はこべら(ハコベ)、
ほとけのざ(コオニタビラコ)、すずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)」の七つの野草・野菜のことです。
(写真には8鉢ありますが、7鉢が「春の七草」、1鉢が「春の七草そっくりさん」を展示しています。)
春の陽気の中、あいな里山公園でのんびりしてみてはいかがでしょうか。

 

二十四節気の「大寒(だいかん)」を迎えました。
一年でもっとも寒さが厳しい時期のことです。
日はしだいに長くなり、春へ向かう時期でもあります。

園内では、ウメの花が少し咲きだしました。
まだ見ごろではありませんが、小さな春の兆しを感じることができました。
ウメの見ごろは、2月中旬ごろからです。

これから春に向かうにつれて、ニホンアカガエルが水路に産卵したり、
ツクシやフキノトウが顔をだしたりと里山の生きものたちが動き出します。
あいな里山公園で「小さな春」を探してみてはいかがでしょうか。

 

二十四節気の「冬至(とうじ)」を迎え園内は一段と冬らしくなりました。
少し早いですが豪華な新春門松を茅葺古民家などに飾り、新年を迎えようとしているあいな里山公園です。

新年早々よりあいな里山公園では、冬の一大イベント「あいな里山冬フェスタ」が開催されます。
1月2日(月・祝)から1月9日(月・祝)は、ガラポンくじ引きや昔遊びおもちゃの貸し出し等がございます。
1月7日(土)は、阪神・淡路大震災1・17に向けて竹灯明台づくりを開催します。

※写真は昨年のとんど焼きの様子です。

※写真は昨年のとんど焼きの様子です。

1月9日(月・祝)は、メインイベントのとんど焼きが開催れます。
ぜひ、あいな里山公園で、無病息災・五穀豊穣を祈り良い年にしましょう!

※詳しくは、あいな里山公園までお問合せください。

 

木々の紅葉が色濃くなるとともに、里山の実り物は秋から冬を伝えようとしてくれています。

  • 春の七草のひとつスズシロ(大根)です。立派に育っています。
    • 干し柿の食べごろを待つ里山の住民(案山子)。
  • 季節の入れ替わりが感じれる、あいな里山公園です。
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    夜が長くなり、露が冷たく感じられるようになりました。
    田んぼでは、順調に稲刈りが進んでいます。

    空気が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなりました、あいな里山公園です。

    また、野草に目を向けると、秋の野菊のひとつであるノコンギクや、

    リンドウが咲き始めました。リンドウは晩秋から初冬にかけて咲きます。
    ぜひ、野の花が教えてくれる秋の深まりをあいな里山公園で感じてみてください。

     

    今年のお彼岸も田畑のヒガンバナが咲き揃い、
    秋の里山景観を日々楽しむことができています。

    朝夕の肌寒さを少しずつ感じるようになり、
    いよいよ稲刈り作業の時期を迎えたあいな里山公園です。

    10月1日・2日・8日・9日・10日は「あいな里山 秋フェスタ2022」が開催されます。
    みなさまがお楽しみいただけるように、各種催しをご準備しています♪

    ※詳しくは、あいな里山公園までお問合せください。

     

    24節気では「処暑(しょしょ)」を迎えました。
    処暑とは、暑さが少し和らぐ頃のこと。
    あいな里山公園でも、少しずつ秋らしい風景になってきています。
    田んぼでは、稲穂がだんだん垂れ下がってきました。

    今の時期は、稲が光合成でデンプン(ブドウ糖)を生産し、穂に送り込んで
    米を充実させていく「登熟期(とうじゅくき)」です。

    今年の8月は、大雨の降る日が多いです。
    「雨ニモマケズ」、立派に実って、田んぼを金色に染めてほしいです!