一般社団法人神戸市造園協力会
事業活動

昼と夜が同じ長さになる春分を迎えたあいな里山公園です。
園内は春うらら、春の陽気が漂っています。

園内の草地では、ツクシがたくさん顔を出しています。

里山美林地区では、コバノミツバツツジの開花が見られました。
コバノミツバツツジ、ヤマツツジ、モチツツジの開花リレーが始まります。
植物や生きものたちが動き出した、のどかな春の里山をお楽しみください。

 

二十四節気の「立春(りっしゅん)」が過ぎ、ますます園内も春めいてきました。
早春の草花を迎えるための草刈りも終わり、園内はすっきりと気持ちがよいです。

水路では、早春に産卵するニホンアカガエルの卵がどんどん増えています。

田んぼの畦(あぜ)には、春の七草のひとつである「ごぎょう(ハハコグサ)」が見られました。

春の七草は、「せり、なずな、ごぎょう(ハハコグサ)、はこべら(ハコベ)、
ほとけのざ(コオニタビラコ)、すずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)」の七つの野草・野菜のことです。
(写真には8鉢ありますが、7鉢が「春の七草」、1鉢が「春の七草そっくりさん」を展示しています。)
春の陽気の中、あいな里山公園でのんびりしてみてはいかがでしょうか。

 

二十四節気の「大寒(だいかん)」を迎えました。
一年でもっとも寒さが厳しい時期のことです。
日はしだいに長くなり、春へ向かう時期でもあります。

園内では、ウメの花が少し咲きだしました。
まだ見ごろではありませんが、小さな春の兆しを感じることができました。
ウメの見ごろは、2月中旬ごろからです。

これから春に向かうにつれて、ニホンアカガエルが水路に産卵したり、
ツクシやフキノトウが顔をだしたりと里山の生きものたちが動き出します。
あいな里山公園で「小さな春」を探してみてはいかがでしょうか。

 

二十四節気の「冬至(とうじ)」を迎え園内は一段と冬らしくなりました。
少し早いですが豪華な新春門松を茅葺古民家などに飾り、新年を迎えようとしているあいな里山公園です。

新年早々よりあいな里山公園では、冬の一大イベント「あいな里山冬フェスタ」が開催されます。
1月2日(月・祝)から1月9日(月・祝)は、ガラポンくじ引きや昔遊びおもちゃの貸し出し等がございます。
1月7日(土)は、阪神・淡路大震災1・17に向けて竹灯明台づくりを開催します。

※写真は昨年のとんど焼きの様子です。

※写真は昨年のとんど焼きの様子です。

1月9日(月・祝)は、メインイベントのとんど焼きが開催れます。
ぜひ、あいな里山公園で、無病息災・五穀豊穣を祈り良い年にしましょう!

※詳しくは、あいな里山公園までお問合せください。

 

木々の紅葉が色濃くなるとともに、里山の実り物は秋から冬を伝えようとしてくれています。

  • 春の七草のひとつスズシロ(大根)です。立派に育っています。
    • 干し柿の食べごろを待つ里山の住民(案山子)。
  • 季節の入れ替わりが感じれる、あいな里山公園です。
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    夜が長くなり、露が冷たく感じられるようになりました。
    田んぼでは、順調に稲刈りが進んでいます。

    空気が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなりました、あいな里山公園です。

    また、野草に目を向けると、秋の野菊のひとつであるノコンギクや、

    リンドウが咲き始めました。リンドウは晩秋から初冬にかけて咲きます。
    ぜひ、野の花が教えてくれる秋の深まりをあいな里山公園で感じてみてください。

     

    今年のお彼岸も田畑のヒガンバナが咲き揃い、
    秋の里山景観を日々楽しむことができています。

    朝夕の肌寒さを少しずつ感じるようになり、
    いよいよ稲刈り作業の時期を迎えたあいな里山公園です。

    10月1日・2日・8日・9日・10日は「あいな里山 秋フェスタ2022」が開催されます。
    みなさまがお楽しみいただけるように、各種催しをご準備しています♪

    ※詳しくは、あいな里山公園までお問合せください。

     

    24節気では「処暑(しょしょ)」を迎えました。
    処暑とは、暑さが少し和らぐ頃のこと。
    あいな里山公園でも、少しずつ秋らしい風景になってきています。
    田んぼでは、稲穂がだんだん垂れ下がってきました。

    今の時期は、稲が光合成でデンプン(ブドウ糖)を生産し、穂に送り込んで
    米を充実させていく「登熟期(とうじゅくき)」です。

    今年の8月は、大雨の降る日が多いです。
    「雨ニモマケズ」、立派に実って、田んぼを金色に染めてほしいです!

     

    「大暑」の頃、あいな里山公園でも夏真っ盛りを、額に流れる汗とともに感じています。

    さて、白拍子の家の庭先を、あやめ垣と鉄砲垣を組合せた竹垣と、低木の植栽でリニューアルしました。

     

    四季を通じて棚田に佇む里山の古民家の雰囲気を楽しんでいただけるようになりました。

     

    秋の七草でありますキキョウとカワラナデシコが咲き始め、
    いよいよ「立秋」が近づいていますが、暑さはまだ続きそうです。
    少しでも暑さ払いができますように、長屋門では打ち水代わりの「ハスシャワー」で、
    ささやかな涼を感じていただけるようにしています。

     

     

    24節気では、「夏至(げし)」を迎え、これから夏の盛りへと暑さが日に日に増していきます。
    あいな里山公園では、7月2日、3日に「あいな里山 夏フェスタ2022」の開催が予定され、
    人気の「やまもも摘み体験(事前申込)」も予定されています。

    写真の赤い実がヤマモモの果実です。
    ヤマモモとは、ヤマモモ科ヤマモモ属の常緑樹で、果実は甘酸っぱくてジューシー
    な味ですが、傷みやすいため市場にあまり出回っていない「レアな果実」です。

    藍那地域では、ヤマモモの木がたくさんあります。かつては田んぼ作業の合間の
    おやつや水分補給のためヤマモモの実を食べていたそうです。
    また、摘みとったヤマモモの実を夏の便りとして親せきや知人に贈る習慣もあったそうです。
    ヤマモモはかつての藍那地域に欠かせない果物だったのでしょう。

    写真の植物は「ササユリ」です。野草の中では圧倒的に華やかで人気の高い花です。

    市民団体が管理している野草園をはじめ園内では、昨年より多くのササユリが咲き、6月中旬の
    開花ピーク時には、写真撮影や観察などをして、たくさんの方に楽しんで頂けました。