一般社団法人神戸市造園協力会
 27年度視察研修会を平成27年10月23日(金)~24日(土)で実施しました。尚、7月の士業セミナーに引き続き、(一社)兵庫県造園建設業協会と共催し総勢32名が参加しました。視察内容としまして、

・ 「国営アルプスあずみの公園」(長野県安曇野市)
・ 大庄屋山口家 庭園
・ 本陣岩波家 庭園
・ 国宝松本城、諏訪大社秋宮 など
を視察致しました。国営アルプスあずみの公園は16番目の国営公園として平成16年にオープンしました。
大町・松川地区、堀金・穂高地区と2地区に分かれ総面積148haと広大な公園です。
今回はこのうち、堀金・穂高地区へお邪魔し、現地の中山副センター長様にご案内を頂き、
公園各地を視察し各自様々な見識を深めました。現在受託している、相楽園・須磨離宮公園やしあわせの村日本庭園などの運営管理に役立てていきたいと思います。

 大庄屋山口家庭園は300年の歴史を持つ当地の庄屋を束ねる大庄屋を務める旧家。庭園も
江戸初期に造営された池泉回遊式庭園で、今も山口家当代により管理されている由緒あるお庭です。
 本陣岩波家は中山道の要所であり、江戸時代には参勤交代のお殿様が宿泊する宿場町として
栄え、その宿を束ねていた(本陣という要職)のが岩波家です。宿泊するお殿様をおもてなしする
目的で築庭式石庭園が造られ、現在まで脈々と岩波家により管理されています。
 今回の研修会では現代の国営公園と、300年の歴史を持つ2つの日本庭園が対照的でした。
歴史に残っていく、それがモノづくりに携わる我々の醍醐味ではないでしょうか。遥か昔より流れてくる
技法や技術、技能を踏襲しこれから未来へと公園や庭園を残していかねばと思う2日間でした。