一般社団法人神戸市造園協力会
活動全般

12月1日 グリーンヒルホテル神戸 にて、
当協力会の定例会並びに臨時総会・研修会及び懇談会を行いました。

 

  

 東会長より、6月の通常総会以降の主な活動報告がありました。
 相楽園、須磨離宮公園、しあわせの村日本庭園、あいな里山公園
 OMこうべ植栽維持管理業務との各事業の詳細報告があり、
 その後、当協力会のロゴマークのお披露目がありました。

 続いて、臨時総会では入会及び参加規程(案)等の2議案について説明が有り、
 審議の上、承認されました。

 定例会に引き続き、研修会が開催されました。
 神戸市建設局公園部計画課自然環境係係長 平野裕二郎様より
 「都市公園法・都市緑地法の改正概要及び東遊園地での取組について」と題し、
 講義をしていただきました。
 神戸市でもP-PFI制度を積極的に活用していく予定だと聴き、当協力会として
 ご協力できることを考えていかなければならないと感じました。

続いて、グリーンインフラ総研代表 東邦レオ株式会社専務取締役 木田幸男様にし、
「グリーンインフラで変わる街づくり」についてご講演頂きました。
我々も、緑による都市の価値や魅力の向上に貢献できるよう努めていかなければと
改めて感じました。

また、10月に実施した管理作業の安全パトロールの実施報告を行い、
参集の会員各位へ安全意識の高揚を促しました。
街路樹剪定作業では街路樹剪定士の資格者証の提示を行っていました。
神戸市では本年度より一部路線で街路樹剪定士の配置が義務化されました。
全ての路線に配置が義務付けされ、美しい街並みが戻ることを願います。

  

懇談会では各々意見交換・情報交換を行い、盛会裏のうちに閉会致しました。

株式会社丸山造園 丸山正人

 

 神戸市造園協力会の取組む重要なテーマに、街路樹剪定の技術の向上と安全対策と
いうテーマがあります。 緑が多い神戸ではありますが、他府県に比べてその景観、管理
に課題があると認識してこのテーマに取組んでおります。

 そんな中、去る11月9日(木)に、神戸市建設局公園部の皆様と合同での、街路樹
モデル剪定講習会を行ないました。
 今回は、その講習会の模様を写真、盛々でご報告したいと思います。

神戸市開会挨拶

街路樹管理の考え方と安全管理

開催に当って

市造協技術委員会の挨拶

 神戸市の街路樹は平成28年現在、13万本! 古くは昭和46年から市街地の3割を
緑化しようと取組んできたグリーンコウベ作戦により着実に増加しましたが、その後
40年以上が経過し、大径木化・老朽化による倒木の心配や、歩道に段差ができる
根上がりの課題等々、また、これらの課題に対する予算の課題も含めて解決に努力を
要します。

 こうした中、神戸市では各区のシンボル的な路線を手始めに、景観向上の為の
美しい街路樹づくりへの取組みが進んでおり、当協力会も協力して課題解決に当ろうと
この作業の技術・安全力のアップ、有資格者の常駐などの仕組みづくりに協力しており
ます。

剪定実施に当っての注意点確認

剪定技法の説明

 いよいよ、モデル剪定講習のスタートです。 当協力会の技術委員会のメンバーが
それぞれ役割分担をし、作業や安全のポイント、具体的な枝抜きの方法などを説明して
いきます。

高所作業車で作業スタート

神戸市担当部局を交えての剪定確認

 今回はイチョウの木。徒長枝を手早く切り落とし、軸のトップを決めたら円錐形に
落としていきます。

軸を止めて

トップを決めた上から円錐形に

 隣のイチョウはすでに剪定済みで、完成形と比較しながら、次はどう落としていくかを
視ていきます。

イチョウ剪定の完成形1

イチョウ剪定の完成形2

 高所で剪定した枝は、上から落とさないよう、高所作業車のバケットの中に一旦収納し、
バッケトを降ろしてからの作業を! 切り枝を落下させて発生している事故防止に対処
しています。
 また、神戸市の各建設事務所のご担当の方々にも、実際に高所作業車に乗り込んで
頂き、身近で高所での剪定作業を見て頂くことで、監督官と施工者との共通の視点を
もてると考え、講習の内容も工夫をしております。

剪定枝はバケットに入れてから

同じ目線で剪定作業を確認

 さらに今回の講習会では、より具体的にどのように枝を剪定するのか、その判断や
コツを伝授、理解頂く為に、目の前でサンプル枝を剪定する講習も行ないました。

サンプル枝を用いた剪定講習

いろんな樹形を想定して

技術委員会ベテラン組みのモデル剪定

参加者への実技指導

熱心に聞き入る神戸市職員

 技術委員会の重鎮メンバーも熱心に指導に当り、剪定の形作りは、活花の感覚も
重要であるなど、感覚という抽象的なものを、目に見える形で講習に当っていました。

 中身の濃い講習会もあっという間に時間も経過し、先のイチョウの剪定も終盤に
差し掛かってきました。

作業中盤混み合った枝の間引き

剪定作業終盤

剪定作業中盤

剪定作業最終段階

剪定作業完成です

 実技面の剪定講習が終了し、最後に質疑応答の時間。
当協力会からは、神戸市の街路樹剪定の作業に対し、有資格者の専任や技術や安全
により重きをおいた最低制限価格の導入などの動きに感謝すると共に、この樹木を
剪定する作業は、毎回毎回別の業者が入れ替わって管理するよりも、数年掛けて
同じ手、同じ業者で管理することが、今後の街路樹管理、景観維持に繋がると提案。

 

 

講習を終わっての質疑応答

協力会側からの質疑

 神戸市側はその重要性は理解するものの、現在の仕組みを変えるハードルの高さ
など現状を丁寧に説明頂いたところで、今回の講習会が終了致しました。

神戸市側からの応答

神戸市造園協力会からの閉会挨拶

 私たち神戸市造園協力会は、今回の街路樹をはじめ、花と緑に関わる多くの課題に
対して、これからも神戸市をはじめ関係各所と連携して、美しい神戸の実現の為に
努力していきたいと思います。

 

 視察研修の2日目、千葉は船橋へ移動しアンデルセン公園に。
顧客人気ランキングでUSJに匹敵すると聞くあのアンデルセン公園。
どんな仕掛けや企画があるか非常に興味をもって入りました。

アンデルセン

アンデルセン

 公園の面積は36.7haで須磨離宮公園(23ha)の1.6倍ほどで、5つのゾーン
(ワンパク王国・メルヘンの丘・子ども美術館・自然体験・花の城)に分かれており、
それぞれに施設が充実している公園でした。

アンデルセン

アンデルセン

アンデルセン

アンデルセン

 ここでは公園管理のボランティアの方々に丁寧にご案内を頂き、諸所お話を聞け、
船橋市と姉妹都市であるデンマーク・オーデンセ市生まれの童話作家アンデルセンに
由来して創られた整備された公園は、当初はアスレチックを主とした広場であった所を
徐々に拡大して今の形になったとのことです。

アンデルセン

アンデルセン

 童話の中の風景そのままに、風車やレンガ造りの建物、花畑にボートも浮かぶ
大きな池などもあり、人気の高さを実感致しました。

アンデルセン

アンデルセン

 また、船橋市民への年間パスポートなども非常に良心的な料金設定になっており、
都心へも30~40分で通勤できるニューファミリー層には支持される公園であることを
知ることができました。

 全国の国営公園の半分近くを視察した中で、今回のひたち海浜公園、市立では
ありますが、ふなばしアンデルセン公園、それぞれが、公園全体のコンセプトを守り
つつも、来園者に楽しんで頂くゾーンの構築やイベントなどに努力されている現状を
見せて頂き、神戸に戻ってもこの好事例を参考に、また努力していきたいと思います。

 おわり

 

 10月も早や半ば。 秋の深まりを感じるこの頃ですが、雨の多い秋でもあります・・・

 当協力会も、いくつかの公園の運営管理に関わり、秋の催しを前に準備している
ところですが、そんな中、全国他の公園の見どころ創りや、来園者拡大の手法など
も知っておかねば・・・ということで、本年は「ひよっこ」でスポットを浴びた茨城県、の
国営ひたち海浜公園とお隣の千葉のふなばしアンデルセン公園への視察研修を
行いました。

 2日間の日程で当初は両日とも雨予報でしたが、「晴れ男」を自負して譲らない
当会会長の影響もあり? 二日間とも傘いらずの研修会を開くことができました。
その研修状況を少しご紹介します。

 1日目は茨城を中心に視察! という事で茨城といえば水戸の偕楽園!!
岡山の「後楽園」・金沢の「兼六園」と並ぶ日本三名園のひとつを外す訳にはいかず、
まずは庭園めぐりに向いました。

偕楽園

偕楽園

偕楽園

偕楽園

 水戸市役所と管理に当る業者の方々に説明を頂き、日常のみどりの管理方法や
工夫、あと大事な費用面のことなど情報交換をさせて頂き、左近の桜や好文亭なども
見せて頂きました。

偕楽園

偕楽園

偕楽園

偕楽園

 水戸藩第九代藩主 徳川斉昭公により領民の休養の場として開園させた庭園。
時間が少なくて全域を見れませんでしたが、竹林からなる陰の世界から梅林が広がる
陽の世界へ。その中心にある好文亭からの眺望。 またひとつ庭園めぐりの履歴が
増えました。

偕楽園

偕楽園

 そして午後からはメインの国営ひたち海浜公園。 この時期はコキア(ほうき草)が
真っ赤に色付くとあって、日程を思案しながらの訪問でしたが少しフライング。
一週間早かったようで、真っ赤にはなっていませんでしたが、みはらしの丘の眺望
エリアはコスモスも咲き、来園者を集めるには魅力的な景色が広がっていました。

ひたち海浜

ひたち海浜

ひたち海浜

ひたち海浜

 ここでも園を管理する植物管理担当の方にガイド頂き、公園施設に働く者の視点で
説明を頂き、いろんな試行錯誤の中から、この景色を作り出せたいきさつなどが聞け
非常に参考になる事例を見せて頂きました。

ひたち海浜

ひたち海浜

 広大な面積の中に花色と眺望で人を呼ぶ「みはらしエリア」やバーベキューや
アスレチックを隣接した大草原のある「草原エリア」、そして水辺を背景にバラや
スイセンなどの品種をまとめたフラワーガーデンなどなど、さらにこれらエリアをつなぐ
部分には食も楽しめる休憩所も配置され、私たちが神戸で管理運営している公園に
比べても、非常に充実したものであることを改めて認識してまいりました。

後編に続く・・・

 

 神戸の街を一望できる神戸市役所1号館の展望階!
 束の間の観光・・・ではありません。 視野を広く、街全体を考えた行動を!

 お盆休暇も終わった8月終盤の月曜日。
 「平成30年度の神戸市予算編成に対する最重点要望」と題して
 自由民主党神戸市会議員の先生方との意見交換会に、会長の東、
 副会長の森田、奥谷の3名が出席して参りました。

 花とみどりを通して神戸市を中心に、公園や緑地帯の整備及び改修、また、
 それらの維持管理などを行政の指針により携わっておりますが、現場でどうしても
 改善して頂きたい事項や、問題点などをテーマに、市民の皆様にとって、さらに
 造園を生業にしている仲間、そしてその業を担う未来の人たちの為に繋がる
 意見・要望・提案などの話合いが行なわれました。

 

自民党神戸意見交換 要望書

 今回は、街路樹の剪定、管理に関わる業者選定の仕組みや、街路樹管理の
 品質向上のための技能・資格者を従事させる重要さ等に絞り込み話し合い
 ました。

自民党神戸意見交換 提案書

 街路樹剪定という工種は、ご存知の通り、高い所に登り、車両や人の往来が
 多い所での業務。 全国の建設業の死亡事故のデータを見ても、墜落・落下と
 交通事故での割合が、50%を超える現状であるのに、この工種に関わる
 業者選定には、専従資格者の常駐や建設業の許可をも必要としない現状。

自民党神戸意見交換 事故データ

 入札の公平・公正の理念は理解するも、ダンピング競争の中、死亡事故を
 防ぐ安全対策を 企業努力だけに押し付けたままの仕組みでは、根本的な問題
 の解決は不可能であり、さらに50年以上前に規定された神戸市の入札の枠組みで
 運輸や清掃、洗濯などと同等の軽作業扱いとは、現状の実態が大きくかけ
 離れたものでることなどを知って頂きました。

 超高齢者社会や主要な産業の変化、新しい街づくりなど、社会の変遷の中で
 現状の課題をできるだけ改善し、次の担い手の為の仕組みづくりができれば
 と願いつつ、今後もこのような活動にも努力したいと思います。

 皆様のご理解、ご協力があれば幸いに思います。
 これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 本年も台風のシーズンがやってまいりました。 
 線状降水帯なる新しい言葉も耳にするようになり、全国各地での豪雨被害も
 伝えられていますが、災害の程度が大きくならないことを祈るばかりです。

 このような、近年激化している自然災害や近い将来発生が危惧されている
 南海トラフ巨大地震などの大規模広域の災害に対する備えも着実に進めて
 いく必要があります。

 当神戸市造園協力会では、平成18年3月より神戸市との「災害時における
 応急対策業務に関する基本協定」を結ばせて頂き、台風などで発生した倒木
 の撤去など、緊急出動に協力させて頂いております。

 また、併せて、防災用品の目録なる形で、毎年神戸市に寄附をさせて頂いて
 おりますが、本年は折りたたみ式携行用ヘルメット50個を寄贈する運びとなり、
 去る8月3日(木)にその贈呈式が神戸市危機管理室にて執り行われました。

 神戸市では、震災の経験を活かし、これまで東日本大震災や熊本地震など
 国内外で支援活動を行なっており、今回寄贈した折りたたみ式ヘルメットは
 携行にかさ張らず便利だということ、さらに震災20年を機に神戸からの
 メッセージ発信で「神戸の様々な魅力の中で一番の魅力は人である」の思いを
 集約した「BE KOBE」のロゴをヘルメットにプリントし活用して頂けることに
 なりました。

 公園の整備や街路樹を始め樹木、草花の管理などをとおして、市民の方々に
 喜んで頂きたい私たち神戸市造園協力会ですが、このような防災活動にも
 協力する意識も高めながら、今後も活動を続けていきたいと思います。
 これからも当神戸市造園協力会を よろしくお願い申し上げます。

 

去る平成29年6月2日(金)13:30~ 相楽園会館 大ホールにおきまして
第9回目の通常総会を開催致しました。

 東会長の挨拶に始まり、平成28年度の会務・事業・収支決算の報告、並びに
平成29年度の事業計画、予算案、そして役員改選と熱心な討議が行われ、
総会は滞りなく終了致しました。
また今年度入会の、(株)中島造園 中島さん、ヤシロ造園(株) 石井さんの紹介が
ありました。これからも仲間を増やし業界全体の活性化を図りたいと思います。
合わせて今期役員を退任された(株)舞子石井造園 石井さん、(株)森岡造園 森岡さん
の退任の挨拶がありました。長い間、お疲れ様でした。

 引き続いて、恒例の研修会が開催され、
今回は以下の2名の講師にご講演を頂きました。
研修テーマ1.「フィラデルフィア、ニューヨーク視察報告」
講師:神戸市建設局公園部整備課
大規模施設担当係長 谷﨑 聡史 様

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研修テーマ2.「港町シンガポールのガーデンシティ戦略」
   講師:(株)ウインランドスケーププランニング&デザイン
            代表取締役 稲田 純一 様
 
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米国とシンガポールの先進的な事例をご紹介頂きました。日本でどの程度の
広がりを見せるかは未知数ですが、神戸が先進的な事例となれるよう会員一同
取り組んでいければと思います。

さらに、当協力会の活動の柱でもある神戸市政への防災に関する協力の
一環として、今年は防災用ヘルメットを50個送らせて頂きました。
また、鳥居副市長からは、日頃の防災への取組みに関して感謝状を頂き
いっそう気の引き締まる思いを致しました。

当協会の取り組みを紹介する時間も頂きました。

 場所を変えて、懇親会も開催されました。
 懇談会に先立ち、5期10年副会長として活動をけん引して頂いた、(株)明和園芸
佐伯さんの退任の挨拶、並びに新副会長に就任頂いた、(株)山羽造園 山村さん
弥生造園(株) 森田さんのお二人の就任挨拶がありました。
 佐伯副会長、長期間の重責の任を解かれ表情が穏やかでした。長い間お疲れ様で
した。また若いお二人の新副会長、これからのご活躍を期待致します。

懇談会の方は鳥居副市長をはじめ神戸市の幹部の皆様、並びに、
(公財)神戸市公園緑化協会の幹部の方々にもご臨席賜り忌憚の無い
意見交換、親睦の会となりました。

 

アメリカ フイアデルフィア市と神戸市は1986年に親善協力都市提携を締結し、

提携30周年を迎えた契機にフラデルフィア市が管理する日本庭園松風荘と

神戸市が管理する日本庭園相楽園との技術交流というということで去る3月16日より6日間、

神戸市公園部と相楽園の指定管理者である(一社)神戸市造園協力会とで

フィラデルフィア市の松風荘を訪問しました。

松風荘は素晴らしい和風建築と、そして池泉観賞式の庭園と一体となり、魅力ある

景観を作っておりました。

現地スタッフの皆様とはいろんな角度から意見交換をさせていただき、

また和やかな雰囲気の中、懇親を深めました。

これからも庭園を中心にした良き交流が図れればと思います。

訪問者
神戸市建設局公園部 管理課    係長 谷﨑 聡史 様
(一社)神戸市造園協力会     会長  東    真
神戸市立相楽園          園長  乾 高彰

 

 去る12月1日 グリーンヒルホテル神戸 楓の間におきまして、
当協力会恒例の定例会・研修会・懇談会を行いました。
   
 東会長より挨拶があり、6月の通常総会以降の主な活動報告がありました。
中でも、一般社団化以降積極的に取り組んでいる、相楽園、須磨離宮公園
しあわせの村日本庭園、今年度より新たに取り組んでいるOMこうべ植栽維持
管理業務と国営明石海峡公園あいな里山公園の各事業の詳細報告があり、
現在準備を進めている各事業の進捗報告がありました。
また第65回神戸菊花展覧会の協賛花壇の出展を担当した(株)中西総合ガーデン
中西社長へ感謝状と記念品の贈呈を行いました。
   
 定例会に引き続き、研修会が開催されました。
神戸市建設局公園部緑地課美緑花協働係 小林係長様より
「神戸市の街路樹のこれから」と題し、これまでの街路樹行政の取組み、
今後の新しい取組みなどをお話頂きました。未来創造都市の名にふさわしい
街路樹が並ぶ街並みを目指し私たちも技術・技能の研鑽を深めたいと思います。続いて、国営明石海峡公園あいな里山公園の高畑園長をお迎えし、
「あいな里山公園について」と題し、ご講演頂きました。
私たちも28年4月よりオープニングイベント前作業からスタートし何もかもが
手探りのまま、今日まで作業を進めてきました。今後はより一層「里山とは」を
一作業員まで落とし込み作業を進める必要性があることを再度確認し、これから
里山のプロを意識し作業にあたらねばと思う講演会でした。
   
 懇談会では研修会よりご参加頂いている(公財)神戸市公園緑化協会
横山理事長様にご挨拶を頂き、同じく 泉谷常務理事様より乾杯のご
発声を頂きました。その後、事業パートナーとしての今後の展開などを
意見交換し、緑を通して市民の皆様に最大限の還元と快適な空間づく
りを更に推進することなどを熱く意見交換し盛会裏のうちに閉会致しました。
 
 また今年度は趣向を変え、7月に実施した安全パトロールの実施報告を行い、
参集の会員各位へ安全意識の高揚を促しました。
   

 

 「美しいまち神戸」と題して、神戸市では多くの市民、企業、団体などを
巻き込んだ、私たちのまちを美しくしようというキャンペーンを展開しています。
その流れを汲んで、本年度も当神戸市造園協力会による「身のまわり
クリーンアップ作戦」を実施しました。
 
当協力会が運営管理する相楽園周辺、及び県庁周辺エリアを
中心に清掃活動を行いました。今年は10月20日(木)の午前中に
総勢30名(内賛助会員11名)が参加致しました。
   
同日より、相楽園で「神戸菊花展覧会」が開催されています。
毎年多くの市民や観光客の皆さんが来園されますので、少しでもキレイな街を
アピールできればと思い、参加者全員、額に汗をし清掃活動を行いました。